『ウクレレ&オカリナ』教室です♪

今日は、あの有名な、カメハメハ王のご紹介をしたいと思います。

～ハワイを統一した偉大な王～

カメハメハ１世が生まれたとき、大きな彗星(すいせい)が現れていました。それはハレー彗星だろうと言われており、彼が生まれたのは1758年１１月または１２月だと考えられています。

カメハメハ１世が生まれたとき、ハワイ島のアリイ(首長)だった父親は、その子はハワイ諸島を支配する偉大なアリイ(首長)になると予言しました。父親はNAOLEという首長に子どもを隠すように頼み、待っていた乳母に引き渡しました。

無事に成長して、ある程度大きくなった時に、カメハメハという名前を付けてもらったそうです。ハワイ語で「カ」は定冠詞(Theと同じ)、「メハメハ」は寂しいという意味があります。つまり、カメハメハ王は寂しい王であった、という意味になりますね。

青年になったカメハメハは、叔父でハワイ島の王だった カラニオプ・ウ のもとで暮らす事になりました。やがて、カラニオプ・ウ が亡くなり、息子のキワラオが王に。 新しく土地の配分法が変更されたことで、人々は、キワラに不満を持つようになりました。
そこでカメハメハが中心になって、キワラオに戦いを挑み、見事、勝利をおさめたのです。
そして、ハワイ島一の実力者になりました。

当時、カメハメハが最も恐れていたのは、マウイ島、モロカイ島、オアフ島、ラナイ島を支配していたカヘキリ王。カヘキリ王もハワイ諸島すべてを自分の支配化におさめようとしていました。

カメハメハとカヘキリは幾度となく戦争をしました。やがて、カヘキリの後にマウイ島の支配者となったはケオウアという男。彼が暗殺された為、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島はカメハメハのものとなりました。

当時オアフ島、カウアイ島、ニイハウ島は、カヘキリの息子が支配していました。
1795年、カメハメハ軍はオアフ島に攻め入り、敵軍をヌウアヌへ追い詰めました。オアフ島の軍隊は、現在強風で有名な観光地になっている ヌウアヌ・パリと呼ばれる絶壁から落ちて命を失いました。実際に1887年には約８００体の遺骨が発見されています。

こうして、カメハメハ１世はハワイ全土を統一<しましたとさ。