2008年04月14日
♪ド、レ、ミ?
生徒さんが持ってきてくれた記事
皆さまにもご紹介します☆
2004年12月8日(水)
♪♪♪『ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド』♪♪♪
みなさんは、♪ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド~と歌うことが出来ますか?
歌を歌うときはもちろん、ピアノやたて笛などの楽器を演奏する時にも、
基本となるのは、ドレミの音階。
でも、ドレミファソラシドっていったい何のこと?
いつ、どこから日本に伝わったの?
今日は、『ドレミの歌』でもおなじみ、
ドレミの不思議について調べてみました。【浜渦真子】
起源は11世紀のイタリア修道院
「ドレミファソラシド」は西洋音楽で生まれ、世界中に広がった音階です。
起源は11世紀のイタリアにさかのぼります。。。
当時、僧侶で音楽教師でもあった グリード・ダレッツオ が、
修道院の合唱隊に指導した
「聖ヨハネ賛歌」という曲の各小節、最初の音楽節を元に、
ドレミ音階が出来たといいます。
西洋音楽での音階とは、一オクターブ
(ドから次のドまでの半音階を含む十二音)の中に
音を並べたもの。
音階からの音の組み方によってメロディーや曲の特徴が決まります。
「聖ヨハネ賛歌」各歌詞の最初の文字をつなぐと、
『Utウ―Reレ―Miミ―Faファ―Soソ―Laラ―』となり、
フランスやイタリアでは、これを音階としました。
十七世紀に「シ」が加わり、また「Utウ」が呼びやすい「ド」に変えられ、
現在まで使われている七音階ができました。
歌いやすく 覚えやすい
この「ドレミファソラシド」、戦時中の日本では
「ハニホヘトイロハ」という呼び方もできました。けれども、今では「音階=ドレミ」と思ってしまうほど、日本文化にも深く根付き、
これほどまでに普及したのは理由がありそうです。
まず、ドレミは使いやすく、楽譜上で応用が利くこと。
「ド-、レ-、ミ-」と歌いやすく、
誰でもすぐに覚えられることなどが考えられます。
西洋音楽が本格的に小学校教育に取り入れられるようになったのは、文部省が明治二十(1879)年に、「音楽取調掛」という、音楽教育の研究所を設けてから。
所長の 井澤修二 は、アメリカ留学を通じて、近代児童教育のあり方を学び、特に音楽教育の必要性に主張し、積極的に西洋音楽を取り入れました。
最初のうち、小学唱歌は外国の曲に学者達が詞をつけるという形のものが多く、それまで日本には存在しなかった西洋音楽が学校教育の教材として用いられることによって、ドレミが普及するきっかけを作りました。
輸入型唱歌が日本で大ヒット けれども、
明治時代の初め頃、日本人にとってミ~ファ~、シ~ドといった、
半音階の進行は分かりにくく、なかなか理解されません。
そこで、最初はファとシを抜いた「ドレミソラ」という五音階で出来た曲を中心に
唱歌として制定したのです。
ドから数えて四番目(ファ)と七番目(シ)の音が無いことから"ヨナぬき音階"とも呼ばれ、これらに近いといわれるスコットランド民謡に日本語の歌詞をつけた歌がたくさん生まれました。『蛍の光』などが有名です。
やがて、時代の流れとともに日本人の音感も養われ、
次第にファとシの半音階を使った曲も増えていきました。
現在、多くの子供達に愛されている『むすんでひらいて』は、この時代に生まれた輸入型唱歌。
原曲の作曲は、フランスの教育学者で思想家のルソーです。
*********************************************
ちなみに~ウクレレは‘米’なので~
【C、D、E、F、G、A、B、C】
が音階になります♪♪♪
今日はこの辺で・・・・・・
皆さまにもご紹介します☆
2004年12月8日(水)
♪♪♪『ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド』♪♪♪
みなさんは、♪ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド~と歌うことが出来ますか?
歌を歌うときはもちろん、ピアノやたて笛などの楽器を演奏する時にも、
基本となるのは、ドレミの音階。
でも、ドレミファソラシドっていったい何のこと?
いつ、どこから日本に伝わったの?
今日は、『ドレミの歌』でもおなじみ、
ドレミの不思議について調べてみました。【浜渦真子】
起源は11世紀のイタリア修道院
「ドレミファソラシド」は西洋音楽で生まれ、世界中に広がった音階です。
起源は11世紀のイタリアにさかのぼります。。。
当時、僧侶で音楽教師でもあった グリード・ダレッツオ が、
修道院の合唱隊に指導した
「聖ヨハネ賛歌」という曲の各小節、最初の音楽節を元に、
ドレミ音階が出来たといいます。
西洋音楽での音階とは、一オクターブ
(ドから次のドまでの半音階を含む十二音)の中に
音を並べたもの。
音階からの音の組み方によってメロディーや曲の特徴が決まります。
「聖ヨハネ賛歌」各歌詞の最初の文字をつなぐと、
『Utウ―Reレ―Miミ―Faファ―Soソ―Laラ―』となり、
フランスやイタリアでは、これを音階としました。
十七世紀に「シ」が加わり、また「Utウ」が呼びやすい「ド」に変えられ、
現在まで使われている七音階ができました。
歌いやすく 覚えやすい
この「ドレミファソラシド」、戦時中の日本では
「ハニホヘトイロハ」という呼び方もできました。けれども、今では「音階=ドレミ」と思ってしまうほど、日本文化にも深く根付き、
これほどまでに普及したのは理由がありそうです。
まず、ドレミは使いやすく、楽譜上で応用が利くこと。
「ド-、レ-、ミ-」と歌いやすく、
誰でもすぐに覚えられることなどが考えられます。
西洋音楽が本格的に小学校教育に取り入れられるようになったのは、文部省が明治二十(1879)年に、「音楽取調掛」という、音楽教育の研究所を設けてから。
所長の 井澤修二 は、アメリカ留学を通じて、近代児童教育のあり方を学び、特に音楽教育の必要性に主張し、積極的に西洋音楽を取り入れました。
最初のうち、小学唱歌は外国の曲に学者達が詞をつけるという形のものが多く、それまで日本には存在しなかった西洋音楽が学校教育の教材として用いられることによって、ドレミが普及するきっかけを作りました。
輸入型唱歌が日本で大ヒット けれども、
明治時代の初め頃、日本人にとってミ~ファ~、シ~ドといった、
半音階の進行は分かりにくく、なかなか理解されません。
そこで、最初はファとシを抜いた「ドレミソラ」という五音階で出来た曲を中心に
唱歌として制定したのです。
ドから数えて四番目(ファ)と七番目(シ)の音が無いことから"ヨナぬき音階"とも呼ばれ、これらに近いといわれるスコットランド民謡に日本語の歌詞をつけた歌がたくさん生まれました。『蛍の光』などが有名です。
やがて、時代の流れとともに日本人の音感も養われ、
次第にファとシの半音階を使った曲も増えていきました。
現在、多くの子供達に愛されている『むすんでひらいて』は、この時代に生まれた輸入型唱歌。
原曲の作曲は、フランスの教育学者で思想家のルソーです。
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ちなみに~ウクレレは‘米’なので~
【C、D、E、F、G、A、B、C】
が音階になります♪♪♪
今日はこの辺で・・・・・・
Posted by AMP at 10:41│Comments(0)
│■COLUM
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