2007年02月21日
♪Hula ~世界ふしぎ発見~
ハワイ楽園紀行より
日本でとても人気の高いハワイ伝統舞踊フラ。その優美な踊りは、世代を問わず多くの女性を魅了しています。フラは神々が宿る自然に捧げる踊りから発展してきた舞踊です。そのため、リズムや動作のひとつひとつに意味があり、ハワイの人びとはフラを踊ることで自然への感謝や畏敬を表してきました。穏やかで優しい踊りに、ハワイの人たちはどんな思いを込めているのでしょうか?ミステリーハンターの諸岡なほ子さんのお話し。。。。
Q.憧れていたというフラを体験した感想は?
フラに限らず、伝統舞踊というのは、ゆったりとした踊りほど難しいということを今回の体験でも改めて感じました。動作の数が少ないので、ごまかしがきかないし、間違えると一目瞭然なんです。フラの場合、腰を落として上半身は固定しつつ足を動かすというのが、体力的にも大変なことでした。ふわっとした衣装に隠れて見えませんが、スカートの中はかなり必死(笑)。優雅に見えて水面下で足をバタバタさせている白鳥のようです。太股の前の部分はかなりの筋肉痛になりましたね。それから、フラの基本に必ず指先を見るというのがあるんです。これが簡単なようで難しかったです。例えば「鳥」の動作をしているときに、自分の中で鳥のイメージを描こうとすると実際の振りとは関係なく無意識のうちに空を見てしまうようなことがあるんです。そういった無意識の行動さえも完全にコントロールするのが本当のフラなんですね。
―先生からはどのようなアドバイスが?
「練習のときは自分に捧げるために踊りなさい」という言葉がとても心に響きました。つまり、他人の目はごまかせても自分はごまかせないということなんです。わずかなミスや、一瞬集中力が途切れて別のことを考えてしまった時などは、他人なら気づかなかったとしても、自分にはわかりますよね。だから完璧を目指すには、自分に捧げるつもりで練習をするのが、いちばんいいということなんです。とても納得のいく素晴らしいアドバイスだと思いました。
Q.聖地でフラを踊ったときのことを教えてください
私にフラを教えてくださったパウラさんは、フラの聖地を代々守ってきた一族の方で、ハワイで最も権威あるクム・フラ(注:フラの指導者であり伝承者の称号)です。踊りも、パウラさんが私のために作ってくださいました。そして今回私がフラを習ったのは、パウラさんの一族が守るフラの神様が住むという聖地で踊りを捧げるためでした。そして聖地では完璧なフラを踊らなくてはならないのです。また、その聖地は神秘的な現象がよく起ることでも有名で、踊りを間違えると、間違えた部位のレイが切れたとか、ケガをしたなんていう話がたくさんあるんですね。ですから不安も少なからずありました。でもパウラさんの存在がとても心強く、過剰なプレッシャーを感じることはありませんでした。彼と練習をしたり話をしたりしていると、接した時間は短いのに、私のことをとても理解してくださっていると感じることがたくさんあったんです。技術や知識だけでなく人格も優れていなくてはクム・フラになれないと聞きました。パウラさんのような方に教えていただけて本当に幸せでした。
聖地へ行ったときには、かなり緊張していましたが、踊りは私なりに今回のロケで体験したハワイ―美しい自然やパウラさんをはじめハワイの人たちと過ごした時間を表現できたかな、と思います。とても気持ちよかったですよ。フラは、自分の気持ちを神様に差し出して受け取ってもらう踊りです。ハワイでの体験は私を穏やかな気持ちにさせてくれたので、神様の前でも気持ちよく踊れたのだと思います。そして踊り終えたときに、自分も自然の一部だと感じることができました。それがとても嬉しかったです。
無事聖地で踊りを捧げた諸岡さん、実はその直後に大失敗?!「あー終った!ってホッとしたら一気に緊張が解けて、サンダルを履いて聖地をペタペタ歩いてしまったんです。聖地には素足で入らなければならないのに!スタッフ一同愕然としていました」。懐の深いハワイの神様ですからきっとお許しくださると……。
日本でとても人気の高いハワイ伝統舞踊フラ。その優美な踊りは、世代を問わず多くの女性を魅了しています。フラは神々が宿る自然に捧げる踊りから発展してきた舞踊です。そのため、リズムや動作のひとつひとつに意味があり、ハワイの人びとはフラを踊ることで自然への感謝や畏敬を表してきました。穏やかで優しい踊りに、ハワイの人たちはどんな思いを込めているのでしょうか?ミステリーハンターの諸岡なほ子さんのお話し。。。。
Q.憧れていたというフラを体験した感想は?
フラに限らず、伝統舞踊というのは、ゆったりとした踊りほど難しいということを今回の体験でも改めて感じました。動作の数が少ないので、ごまかしがきかないし、間違えると一目瞭然なんです。フラの場合、腰を落として上半身は固定しつつ足を動かすというのが、体力的にも大変なことでした。ふわっとした衣装に隠れて見えませんが、スカートの中はかなり必死(笑)。優雅に見えて水面下で足をバタバタさせている白鳥のようです。太股の前の部分はかなりの筋肉痛になりましたね。それから、フラの基本に必ず指先を見るというのがあるんです。これが簡単なようで難しかったです。例えば「鳥」の動作をしているときに、自分の中で鳥のイメージを描こうとすると実際の振りとは関係なく無意識のうちに空を見てしまうようなことがあるんです。そういった無意識の行動さえも完全にコントロールするのが本当のフラなんですね。
―先生からはどのようなアドバイスが?
「練習のときは自分に捧げるために踊りなさい」という言葉がとても心に響きました。つまり、他人の目はごまかせても自分はごまかせないということなんです。わずかなミスや、一瞬集中力が途切れて別のことを考えてしまった時などは、他人なら気づかなかったとしても、自分にはわかりますよね。だから完璧を目指すには、自分に捧げるつもりで練習をするのが、いちばんいいということなんです。とても納得のいく素晴らしいアドバイスだと思いました。
Q.聖地でフラを踊ったときのことを教えてください
私にフラを教えてくださったパウラさんは、フラの聖地を代々守ってきた一族の方で、ハワイで最も権威あるクム・フラ(注:フラの指導者であり伝承者の称号)です。踊りも、パウラさんが私のために作ってくださいました。そして今回私がフラを習ったのは、パウラさんの一族が守るフラの神様が住むという聖地で踊りを捧げるためでした。そして聖地では完璧なフラを踊らなくてはならないのです。また、その聖地は神秘的な現象がよく起ることでも有名で、踊りを間違えると、間違えた部位のレイが切れたとか、ケガをしたなんていう話がたくさんあるんですね。ですから不安も少なからずありました。でもパウラさんの存在がとても心強く、過剰なプレッシャーを感じることはありませんでした。彼と練習をしたり話をしたりしていると、接した時間は短いのに、私のことをとても理解してくださっていると感じることがたくさんあったんです。技術や知識だけでなく人格も優れていなくてはクム・フラになれないと聞きました。パウラさんのような方に教えていただけて本当に幸せでした。
聖地へ行ったときには、かなり緊張していましたが、踊りは私なりに今回のロケで体験したハワイ―美しい自然やパウラさんをはじめハワイの人たちと過ごした時間を表現できたかな、と思います。とても気持ちよかったですよ。フラは、自分の気持ちを神様に差し出して受け取ってもらう踊りです。ハワイでの体験は私を穏やかな気持ちにさせてくれたので、神様の前でも気持ちよく踊れたのだと思います。そして踊り終えたときに、自分も自然の一部だと感じることができました。それがとても嬉しかったです。
無事聖地で踊りを捧げた諸岡さん、実はその直後に大失敗?!「あー終った!ってホッとしたら一気に緊張が解けて、サンダルを履いて聖地をペタペタ歩いてしまったんです。聖地には素足で入らなければならないのに!スタッフ一同愕然としていました」。懐の深いハワイの神様ですからきっとお許しくださると……。
Posted by AMP at 20:22│Comments(2)
│■COLUM
この記事へのコメント
みましたよ!読みましたよ!こんな裏話があったとは・・・
知らなかった。フラの魅力は奥深いところですね。
いつか、バンビーズもフラの演奏ができるようになりたいです。
今週はおとなしくしていますが・・・・
そうそうKOU先生!バムセ家のコメントありがとうございます。
工事がはかどらずどこにブログ開いた!?でしたが、バンビーズのお気に入りの修理完了しました。
ジュニアが子バムセになって書いているので読んでやってください。
知らなかった。フラの魅力は奥深いところですね。
いつか、バンビーズもフラの演奏ができるようになりたいです。
今週はおとなしくしていますが・・・・
そうそうKOU先生!バムセ家のコメントありがとうございます。
工事がはかどらずどこにブログ開いた!?でしたが、バンビーズのお気に入りの修理完了しました。
ジュニアが子バムセになって書いているので読んでやってください。
Posted by bamuse@ひーじゃ~ at 2007年02月22日 13:25
そうなんです。。。奥深いんです!
だから、いろんな感情がとりまいてておじさんも苦労します・・・・・
でも、やるしかないんです。
後戻りできないから・・・・^^
ブログもちょくちょく遊びに行きますね。。。
だから、いろんな感情がとりまいてておじさんも苦労します・・・・・
でも、やるしかないんです。
後戻りできないから・・・・^^
ブログもちょくちょく遊びに行きますね。。。
Posted by KOU⇒bamuseさん at 2007年02月23日 01:48
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