♪ハワイの産業
現在のハワイの産業
サトウキビやパイナップルなどが大規模に栽培されたハワイでしたが、現在は農業収入は州の年間総生産の約1%を占めるにすぎなくなっています。それでも約4000の農場があり、平均規模は157ha。年間農業収入の約84%は農作物収入です。主要作物であるサトウキビとパイナップルは、今も大規模な農場で栽培されています。
サトウキビはハワイ・マウイ・オアフ・カウアイの島々で生産。パイナップルはかつてはオアフ、マウイ、モロカイ、ラナイといった島々の基幹となる産業でしたが衰退し、多角的農業が重要性をましています。また、果実や野菜は地元市場向けに栽培され、輸出向けのパパイア・マカデミアナッツ・花・苗木などが発展しつつあります。
さらにハワイ島のコナ地区ではコーヒーが輸出用に栽培されており、合衆国唯一のコーヒー生産地となっている。いくつかの島では肉牛の飼育もおこなわれています。 また、捕鯨基地として栄えたハワイの現在の漁業は、マグロ漁が中心となり、年間漁獲高は約7000万ドルです。
工業は州総生産の約4%を占め、1万9000人ほどが従事しています。おもな工業は、粗糖、果物の缶詰、ジュースなどの食品加工・印刷出版・衣服や織物など。加工食品と織物は地元のほか、本土や外国市場向けに輸出されています。
と、このようにハワイは一見観光専門のように見えるが、第1次・第2次産業もしっかり機能しています。
では、今回はこれまで~。
KOU
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